先週の11月18日土曜日、大阪城ホールにて、全日本小学生バンドフェスティバルがありました。マーチングバンド部の子供たちは、日頃より大変頑張っていますが、この日の様子は本当にドラマのようでした。なぜなら、子供たちが互いに助け合い、声を掛け合い、精一杯の演奏や演技をしていたからです。
金曜日の早朝はバス2台で出発しました。2年生から6年生まで所属しているため、初めて親御さんから離れた2年生もありました。どんなにか心配だったのでしょう。大阪から戻ってからも「心配していたのですが、お姉さんたちが面倒みてくれて安心しました。」という声を何人も聞きました。石川小学校では、始終、上級生が下級生の面倒を自然にみています。時に励ましたり、身繕いを手伝ったりして、上級生は上級生としての自覚をもち、下級生は上級生のようになりたいと思うようです。私たちが教えるよりずっと効果があると感じるときさえもあります。
石川小学校のマーチングバンド部の歴史は長いですが、それは一朝一夕ではありません。 今年度、茨城県や水戸市の部活動提要を受けて、部活動時間に制限をもたせました。決められた時間内で頑張ってもらいました。「時間を短くして、いい音出せますか。」「もっとやりたいです。」の声がありました。一方では「部活動の時間は守っていますか。」の厳しい声も受け、ホームページに載せるようにしました。「何とか短い時間を工夫してやっていきましょう」の声のもと、やる時は集中して頑張る等してきました。顧問の先生たちも外部指導の先生方も工夫した練習法を考えてくださいました。もちろん子供たちもです。猛暑であった今年、小さい子が多く、せっかく集まったのにできない日もありました。秋になればインフルエンザも流行り、学級閉鎖もあり、苦難の連続でした。ですから、ホールの表彰式での成績発表で肩を震わせて涙を流して喜び合う上級生、そういう姿を見て、さらに涙する下級生の姿に感動しました。今までの苦労がわかるからこそ、こみ上げるものがありました。
何かに頑張って自信を付けたとき、他のものも頑張れる力が生まれるものです。
自分なりに頑張る力を身に付けられる機会を大事に育みたいところです。